時をかける -Heritage-

gallery数寄, 日本, 愛知, 
2024.2.3-18

日頃から、「死にたくない」と考えることが多い。
今まで経験してきた、身内の死、友人の死、TV越しの死、ネット越しの死、様々な死の形がそのようにさせるのだろうか。
死の恐怖と向き合い、生を感じ続けるには作るしかないのである。
陶は1万年先にも残る。人間の時を超越した素材を使い、人の本質でもある記憶を形に変え、生の痕跡を世界に提示し、遥か先へ残していく。
その行為が、私や誰かにとっての救いになると信じて。
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本展示は、今までの制作に加え、昨年亡くなった義父のこと、自宅の引っ越しなどをテーマにしております。テーマに合わせて作品は多くの新色で用意しました。
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